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2008年03月22日

あなたは「群れ」からぬけだせるか?

「少数決」! 何ともオシャレな展開じゃありませんか。

第2話の幕切れでレロニラが語ったセリフを憶えていますか?

「みなさま、多数決はごぞんじでしょう? 会議や選挙のときに決をとるために行うものです。民主主義が跋扈(バッコ)する現代は、まさに多数決の時代。常に多数派が主導権をとり、少数派は不利な立場に追いやられる」

「しかし・・・、今からあなた方の行うゲームは、まったくの逆!」

「多数派が死に、少数派が生き残る・・・。少数決ゲーム!」



多数の横暴やら、良貨を駆逐する悪貨やら、多数派の論理にウンザリしている私たちにとって、これは一服の清涼剤。これぞ反骨精神、これぞ「逆転の発想」と言いたくなるのですが・・・。本当にそうなのでしょうか?




さすが、我らのアンチヒーロー秋山深一君は鋭い!

少数決が、結局は「多数決」に塗り替えられることに気がつきます。「逆転」も2度繰り返せばグルリと一周してもとの正統派、つまりは一見不可能な少数決の問題が、解決可能な多数決の問題に転換できるというわけです。

確かに、通常の「多数派工作」(同意見の人を増やす)に比べ、「少数派工作」(自分だけ少数派に回る)というのは不可能に近いように思われます。しかし、
それはあくまで特定の個人を中心に考えた場合のハナシ。何人かがチームを組み、あらかじめ決めたルールに従って論理的に投票を繰り返せば、そのチームの
「誰か」が最後の少数派として勝ち残る! 要するに、特定の個人が勝つ必要はなく、チーム全体で勝てば良いわけです。秋山深一はこれに気づいたのです。



そしてこれもまた、ある種の「多数派工作」であるという現実。

せっかく、多数派が損をするという、逆転劇が見られると思ったのに、とんだ「ぬか喜び」(一時のはかない喜び)だったというわけです。


とは言うものの、そもそも、人間は「社会的動物」、つまり、群れを作って生活する動物です。一個人の力は弱くても、何人かが心をひとつにして力を合わせれ
ば、それはとても強力なものとなります。実際、厳しい自然環境の中、人類はこれまでも集団を作ることによって生き延びて来たし、現在でも、より多くの人々
を結束させることに成功した組織が繁栄を極めています。

やはり、原則は多数決なのです。



ま、そんなことはとっくに承知していても、何となく多数派の横暴に一矢報いて、一泡吹かせてやりたいと思うあなた、そんな反骨精神に溢れる粋(イキ)なお兄さんお姉さん方に、ひとつグッドニュース(朗報)があります。

それは、私たち人類の歴史は確かに多数派の原理で動いてきたけれど、それは同時に「少数派から多数派へ」の変化により築かれたものでもある、という事実です。



最初は、孤立無援、たった一人の少数派であったのが、いつの間にか賛同者が増え、気がつけば多数派となり、最後には勝利をおさめる。

人類の歴史をよく見れば、この「少数派から多数派へ」の例はいくらでもあります。

何も、歴史なんて大げさなことを言わなくても、今回の『ライアーゲーム』で秋山深一がやってみせたのは、まさにこれです。

最初は秋山の頭の中にしかなかった「必勝法」。この時点では少数派のきわみ。ところが、まずはナオちゃんが賛同し、次々に仲間が増え、この状況をコントロールするのに充分な多数派が形成されます。

私たち人間は、社会的動物であると同時に、コミュニケーションを行い、情報をあやつる動物でもあるのです。論理の正しさを理解し、まだ見ぬ未来を信じることができる、この人間のすぐれた能力こそが「少数派を多数派へ」と変えてくれるのです。



皆さん、少数派であることを恥じる必要も恐れる必要もありません。

あなたらしく生きて行きましょう。

(公式サイトより引用)

第1話(1)

第2話(1)

第3話(1)
posted by miracle-yan at 03:00 | 心理学レッスン 3話
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