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2008年03月24日

なぜ「天然」のナオちゃんは魅力的なのか?

皆さんの中には、毎回、ヒロインの直(ナオ)ちゃんがどんな風に騙されるのか楽しみにしている方も多いのではないでしょうか? つい先ほどまで、勝利を確
信してニコニコしていたかと思うと、突然、不条理な罠に突き落とされて凍りつく。あの呆然とした、儚(はかな)げな表情を見れば、たとえあなたにSのケが
まるでなくとも、そこに何か不思議な色っぽさ?!を感じるはずです。戸田恵梨香さんの熱烈なファンには、本当に申し訳ないのですが、彼女が次々に演じる喜
怒哀楽、つまり感情の変化は見ていて飽きることがありません。

しかも、見事なのは、その「自然さ」。もしかして、戸田さんって本当にナオみたいなキャラ?と勘違いしてしまうほど自然です。




前回もこんなシーンがあったのを憶えていますか?

例の少数決ゲームで、「SかMかと言えば、もちろんSだ」という問題が出るのですが、ナオちゃんにはその意味がわからない。そこで深一が「ディフェンスかオフェンスかの違いみたいなものだ。Sが攻め、Mは守りだって考えとけばいい」と教えます。

「へー。じゃあ私は、性格的にMですね」ときわどいセリフを平気で公言するナオちゃんに、さすがの深一も一瞬戸惑って、「あんまりそういうことは言わない方がいいと思う」とたしなめます。

ところがナオちゃん、ぜんぜん分かっていない。周りにチームの秘密を漏らしてはいけないという意味に誤解して、キョロキョロと周囲を警戒する始末。

彼女、かなりの「天然(てんねん)」です。


ところで、この「天然」という言葉、英語なら「ネイチャー」または「ナチュラル」。ネイチャーには、中学校で教わる「自然」という意味だけでなく、ものご
との「本質」や人間の「本々の性格」という意味もあるのです。「ア・グッド・ネイチャー」といえば、「お人好し」という意味になります。ナオちゃんは、ま
さにグッド・ネイチャーな人、と言えるでしょう。

そして、私たちが普段使う「テンネン」という表現には、単に「ボケ」る、ボケ易いという意味に加えて、そのボケぶりが「自然(ナチュラル)」であり、その人の「本質」、つまり、本々の性質(ネイチャー)から出たものであるという意味が含まれています。



ところで、この「テンネン」そのもののナオちゃんが、なぜこんなに魅力的なのか、考えてみたことはありますか? 彼女だけに限りません。周りにいる天然なキャラの人たちを思い出してください。なぜ、彼らは憎めないのでしょう? なぜ、妙な魅力を発揮しているのでしょう?

その答えのヒントは「仮面(ペルソナ)」にあります。



レロニラはいつも「仮面」をつけて登場しますが、彼でなくとも、人は皆、毎日仮面をつけて生活しています。

たとえば、刑事さんならいかにもそれらしく、ファーストフードの店員さんなら明るくテキパキと・・・、仕事をする以上、素のままの自分で通るはずもなく、
誰もがその職業にふさわしい仮面をかぶるのです。仕事だけではありません、立場や役割に従って、父親の仮面、母親の仮面、夫の仮面、妻の仮面、娘の仮面、
今時の高校生の仮面・・・、とさまざまなキャラクターを演じ分けながら、私たちは生活しているのです。

社会からの要請に従って人が身につける仮面を、心理学者のC.G.ユングは「ペルソナ」と名づけました。それは、古代の俳優がかぶった仮面のことです。



天然な人の魅力とは、その人がどのような立場に立たされ、どのような役割を割り振られ、どんな仕事に就いたとしても、つまり、必要に応じてどんな「ペルソナ」をかぶったとしても、その人「らしさ」を失わない、というところにあります。

これは、ペルソナをかぶらず、いつも素のままでいるという意味ではありません。逆に、婦人警官の制服を着ていようが、ナースの格好をしていようが、和服でお茶を立てていようが、ナオちゃんはナオちゃんだ、ということです。



なぜ、そんなことが可能なのでしょうか? 「天然」といわれる人たちは、自分の「ホンネ」を大切に生きているからです。自分の性格の本質的な根っこの部分、その「ネイチャー」が求める価値(大切にしているもの)に忠実に生きているから、いつもその人らしいのです。

ですから、よく見ると、彼らの行動には一本スジが通っています。ナオちゃんも、せっかく勝ち取った賞金を恩師のために投げ出しましたよね。そして同様に、
自分にとって納得のいくことなら、世の中の常識から見て多少恥ずかしいことも平気です。その場の空気に合わないことでも、敢えて主張し、実行にうつす勇気
を持っています。つまり、彼らの言動がトンチンカンに見えたり、ボケをかましているように感じられるのは、周囲の「現実」に対して、彼らが簡単に妥協しな
い結果なのです。



あなたにとって、大切なもの、それは何ですか?

(公式サイトより引用)

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posted by miracle-yan at 02:50 | 心理学レッスン 5話
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