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2008年03月20日

あなただってひっかかる「パニック型」の詐欺

いよいよ、「バカ正直」ナオちゃんと「天才詐欺師」秋山深一の冒険物語が始まります。

さっそく第一話で登場するのが、あの「振り込め詐欺」。全国の善良なお年寄り(だけじゃありませんが、犠牲者のほとんどが孤独なお年寄りでした)を電話恐怖症に陥れた、あの卑劣な「振り込め詐欺」です! ところが深一は、その手口を使って、神崎直を救おうとします。

どんなふうにこれを使うかは、放送を観てのお楽しみ。




それにしても、あれだけ有名な詐欺事件、しかもテレビなどでその手口が詳しく報道されているにもかかわらず、その後も、けっこうな数の人たちが同じやり方でだまされ続けていました。あれをみていて、首をひねった人は少なくないはずです。

「新聞やテレビを見てないの?」「認知症のお年寄りがだまされるの?」

要するに、「ふつうの大人」なら、まして、事件の噂を聞いていれば、あんな手口に引っかかるはずはない、と多くの人が思ったのです。

ところが、普段はキチンとした判断力を備えている人でも、かなりの確率で、奴らの手口に引っかかる可能性があるのです。あなただって例外ではありません。



「振り込め詐欺」の巧妙なところは、まず、被害者の精神を「パニック状態」に落とし入れ、正常な判断能力を奪っておいてから、上手く「救いの手」(本当は逆ですが)を差しのべるところにあります。

考えてみてください、自分の親しい家族が、突然、事件や事故に巻き込まれたとしたら? 可愛い孫がとんでもない交通事故を起こし、警察に捕まって、莫大な慰謝料を払わなければいけない。しかも、このままだと刑務所行きは免れそうもない・・・。

こんな状況に直面すれば、誰だって「パニック」になります。

そして、パニック状態で人間の知的能力は、いつもの半分以下に低下してしまうのです。パニックとは、緊急事態に直面し、脳のあらゆる神経細胞が過剰に興奮
している状態です。そんなに神経が頑張っているなら、いつも以上の能力が発揮できそうに思いますが、現実はその逆。発揮されるのは「火事場のバカ力」くら
いのもので、普段なら簡単にできることも、できなくなってしまいます。数多くの生理心理学的な実験で、「複雑・高度な能力の低下」が実証されているので
す。

ですから、災害時や火事などの犠牲者が、すぐ近くの非常口に気づかず、遠方の出入り口に殺到したり、わざわざ被害を大きくするような危険な行動に走ったりするのです。そして、この人たちだって、日常の場面なら、落ち着いて正しい判断ができるのです。



どうですか? あなたは「パニック型」の詐欺に引っかからない自信がありますか?

もちろん、対策がないわけではありません。

第一に、相談できる誰かが身近にいること。社会的動物である人間は、いくら自分の頭がパニックになっていても、親しい仲間が冷静でいてくれれば、すぐに正気を取り戻すことができるものです。家族や友だちは大切にしましょう。

第二は日頃の訓練です。あらかじめ、修羅場(パニック状況)で取るべき行動を決めておき、何度も練習を繰り返して、対処法を「身体に覚えさせる」のです。実際、全国の消防関係者や自衛官は、こうした訓練を繰り返しています。

第三の方法は「リラックス法」。パニックになりそうな場面でも興奮し過ぎないように、「平常心」を保つ訓練をしておくのです。ヨガや禅、瞑想法、武道など
の修業がこれにあたります。心理学的にみれば精神のセルフコントロールで、決して非科学的な「根性論」ではないのですが、それでも、「心頭を滅却すれば火
もまた涼し」といった名人の域にまで達するには、かなりの年月が必要です。

というわけで、一番楽な方法をご要望の皆様。とりあえずは、親しいお仲間と一緒に、お誘いあわせの上で、『ライアーゲーム』をご覧になってはいかがでしょうか。

(公式サイトより引用)

⇒第1話を見る
posted by miracle-yan at 00:00 | 心理学レッスン 1話
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